南三陸町に行ってきました。

宮城県南三陸町に行ってきました。
2月に福島県を訪れた帰りのバスの中で永山仁さん達と色々話をさせていただき、今回の予定に参加させていただきました。

3月9日夜22時に姫路を出発した私たち5人は北陸道を経由し南三陸町に向かいました。
途中積雪があったりしましたが、予測していたこともあり比較的スムーズに進み、翌日10日の11時すぎに到着しました。
片道約1070kmほどを3人で交代しながら運転しました。

今回訪れたのは10日夜のイベントに出るためなのですが、各々きっかけのひとつで、私を含め別の思いがあって南三陸町を訪れたようでした。

大阪から月に2回ほど南三陸町に来られている永山仁さんとの待ち合わせで、防災センター後のすぐ近くにある、さんさカフェに到着しました。

災害後にプレハブでオープンしたカフェは被災者の方が運営しており、ボランティアの方々が食事に来られることが多いそうです。
安くてボリュームのある内容でとても美味しかったです。

さんさカフェのマスターは以前、NICeという団体の大阪のイベントでお会いしたことがありました。
当時の生々しい様子や、なかなか話せないようなことや本音を話していただき、とても心に残っていました。
お客さんが多くお話しする時間はありませんでしたが、お会いできてとてもよかったと思います。

カフェを出て、永山さんのよく知る復興に取り組んでいる方々を紹介していただいたり、
防災センター後や、街の後を案内していただきました。

鉄骨だけの防災センターの後には献花台があり、何人もの方々が手を合わせたりしていました。
その後ろには、局はわかりませんがTVカメラとアナウンサーらしき人が準備をしていました。
次の日が災害1年ということもあり、あちこちでそういった様子がみられました。
なにかとても違和感を感じたのを覚えています。

街の中に残る魚屋さんの建物の3階(永山さんの知り合いの方のお店跡地)に上がらせてもらいました。
そこからは街が一周眺められます。全て波にさらわれて、鉄骨と床だけが残っているからです。


街中はコンクリートの基礎がビッシリ残っているのと、数戸の鉄骨跡、
後は大きな病院やマンション、瓦礫をまとめた山が見渡せました。
上から見ると以前そこが街だったことが特にわかりました。

車での移動中にも、スクラップになって錆びた車が整然と並んでいるところがアチコチにあったり、
被害の大きさがとてもTVなどの画面では伝えきれていないことがわかりました。

そして、支援物資を配られている方々の倉庫にお邪魔しました。
被災者ではなく、各地から集まって活動をしている方々でした。
ただ支援するだけではなく、自立に向けて雇用を生み出すとことを考えておられるようで、
今回、自分が気になって訪れた目的のひとつがそこにあるように感じました。

支援物資は、役場など公的なところはいくつもの手順を踏んで、
公平に分配できないと倉庫から出ないというのを聞いていましたので、
こういった活動の方々がとても重要な役割を担ってるのだと思います。

ほんの少しだけですが、トラックに荷物を積むお手伝いをさせていただきました。
以前、ミニクリーム約200個を「少しでも被災地の方々の手荒れの改善に」と思い、
永山さんに送っていただいたことがあるのですが、
そのクリームの残り最後をちょうどトラックに積み込むところで、
少しでも役に立ってるのかな?と思いながら積み込みました。

民宿に入り、18時からイベント主催者の挨拶がありました。
主催者のかたは、被災地に訪れるためのきっかけのひとつとして考えておられたようで、
被災地の方、支援している方などのお話や思いを聞きながら食事をさせていただきました。

災害1年の当日ですが、復興に動いている人達数人とお会いしました。
前日までインフルエンザで倒れていたワカメ漁師さんもすでに仕事をしておられて、
自分達が逆に力をいただいたように思います。

前日に3階に上がらせてもらった魚屋さんは、別の場所で再開していました。
店の前には応援メッセージがいっぱい貼ってあり、たくさんの方が訪れていることがわかりました。
鮮魚やワカメなど地元のものが多く、魚好きの自分はカニやタコ、関西では見たことない魚などをお土産にしました。

魚屋さんで買ったお土産の積み込みをしていると、町内放送で追悼式があることが告げられていました。
私たちは11時に現地を出発、行きと同じルートを交代で運転しながら帰ってきました。
姫路に到着したのは24時ごろ、さすがに全員疲れてそれぞれ解散しました。

前回の福島でもそうでしたが、今回被災地を見て、それぞれの考えている事を聞いて、
自分が本当にどうありたいのか見直す機会となりました。
言葉にするのは難しいですが、ひとつ間違いないのは、また近いうちに訪れたいと思いました。

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